まだまだ続くよ、予防接種。
旅行前のあと2回、
・A型肝炎2回目
・黄熱病
を、土曜日に受けるつもりでありました。(ありました、と過去形な理由は後に)
受けた後の影響も結構大きそうだったので、できることなら受けたくないなーと思っていた黄熱病の予防接種。トラベルクリニックで先生に相談してみると、
「黄熱病ね、これは受けておいた方がいいね」
断言されてしまいました。
「え、そうなんですか!」
「うん、この辺りの法律はころころ変わるからね。ジンバブエと南アフリカを行き来する時ももしかしたら、南アフリカに再入国できなくなる可能性があるから受けておくに越したことはないよ。ビクトリア・フォールズに行くならザンビアにもきっと行くことになるでしょう。それに、ボ ツワナにも行きたくなると思うよ。カバが見られるし」
カバ! それは行きたい!
しかし、黄熱病ワクチンは受けたい人が多いので、検疫所の予約も混むのだそう。間に合うのか。そして、それに加えてドクター曰く、
「A型肝炎の2回目もできたら受けていくといいね」
A型肝炎のワクチンは、1度しか受けられなくても40%くらいは感染の確率を下げることができるのだけど、2回受けられれば90%感染を防げるので、できることなら渡航前に2回は受けておきたいものなのだそうです。1回目と2回目の間は2週間あけるのが理想で、それから6ヶ月たった時点で3回目を受ければ、効果はほぼ一生続くのだとか。
それなら、出発前までにできれば黄熱病とA型肝炎2回目両方を受けていきたい。でも、黄熱病は生ワクチンなので、接種前1週間と接種後1ヶ月は他のワクチンを打たないという決まりがあるらしく、そうなると黄熱病接種を1週間後に受けたとしても、A型肝炎の2回目は間に合わないのではなかろうか。
「そうなんだよね。なかなか難しいんだけどね…。今から一週間後の土曜日に黄熱病を受けて、その日にそのままうちに来てA型肝炎の2回目を受けてもらうっていうのが理想かな」
えっ、他のワクチンは1ヶ月待たなきゃいけないっていってるのに、同日にもう1本打っちゃって大丈夫なんですか?!しかも、A型肝炎、2週間たってないですけど。
「2週間っていう規制も、一応言われてはいるけど、医学的には問題ないんですよ。それに、免疫のシステムとしては、同日に受けちゃった方が次の日とか数日後に受けるよりもうまく働くんだよね。人間の身体っていうのは面白いものでねー。わっはっは」
ほんとにー?と、思いつつも、ドクターは自信満々に笑っているし、まあそんなものなのかもしれないな、と思い。「それじゃ、がんばって土曜日に来られるか黄熱病の予約をしてみます」と言って、病院を後にしたのでありました。
黄熱病混んでるよ、といわれたので、週明けの月曜日、通勤途中に朝一で何度か電話をかけてみたところ、何と偶然に次の土曜日の午前中がキャンセル待ちとか!早速そこを予約して、そのままトラベルクリニックに電話して、午後にA型肝炎2回目を予約。
こんなにすべてがうまくいくなんて、ついてる!いい流れ!
と、うきうきしていたんですが、そんなにうまくいくことばかりじゃ世の中面白くないんですね。二日後に、その予定は狂う羽目になるのです。
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